哀歌  3章17〜33節

17 私のたましいは平安から遠のき、私はしあわせを忘れてしまった。
18 私は言った。「私の誉れと、から受けた望みは消えうせた」と。
19 私の悩みとさすらいの思い出は、苦よもぎと苦味だけ。
20 私のたましいは、ただこれを思い出しては沈む。
21 私はこれを思い返す。それゆえ、私は待ち望む。
22 私たちが滅びうせなかったのは、の恵みによる。主のあわれみは尽きないからだ。
23 それは朝ごとに新しい。「あなたの真実は力強い。
24 こそ、私の受ける分です」と私のたましいは言う。それゆえ、私は主を待ち望む。
25 はいつくしみ深い。主を待ち望む者、主を求めるたましいに。
26 の救いを黙って待つのは良い。
27 人が、若い時に、くびきを負うのは良い。
28 それを負わせたなら、ひとり黙ってすわっているがよい。
29 口をちりにつけよ。もしや希望があるかもしれない。
30 自分を打つ者に頬を与え、十分そしりを受けよ。
31 主は、いつまでも見放してはおられない。
32 たとい悩みを受けても、主は、その豊かな恵みによって、あわれんでくださる。
33 主は人の子らを、ただ苦しめ悩まそうとは、思っておられない。