4・ルカ伝1章(ザカリヤの歌)

ほむべきかな、主イスラエルの神、その民をかえりみて贖(アガナ)いをなし、
  われらのために救いの角(ツノ)を、僕ダビデの家に立てたまえり。
これぞ古(イニシ)えより、聖預言者の口をもて言いたまいし如く、
  我らを仇(アダ)より、すべて我らを憎む者の手より、取りいだしたもう救いなる。
我らの先祖に憐れみをたれ、その聖なる契約を思(オボ)し、
  我らの先祖アブラハムに、立てたまいし御誓(ミチカ)いを忘れずして、
我らを仇の手より救い、生涯、主のみまえに、
  聖と義とをもて、恐れなく仕えしめたもうなり。
おさなごよ、汝はいと高き者の預言者ととなえられん。
  これ主のみまえに先立ちゆきて、その道をそなえ、
主の民に、罪のゆるしによる救いを知らしむればまり。
  これ我らの神ふかき憐れみによるなり。
この憐れみによりて、朝(アシタ)の光うえよりのぞみ、
  暗きと死の陰とに坐する者をてらし、
司会者
会  衆 我らの足を平和の道にみちびかん。